2011年 08月 24日
農業ガール
沢山の人のおかげで随分と綺麗になりました。
毎日一つ一つの植物をヘドロから救出する作業は一緒に自分の心も洗うイメージでやったりしていました。
もちろん毎日ヘドロを見るのは気持ちのよいものではない。だんだんとヘドロが自分の見て見ぬ振りをしていた過去の感情、そして家族の心に溜まった感情や手放せない思いなんかに見えてきた。
そう思って作業を進めて、最後に取りかかる事になったぐちゃぐちゃになったハウスの中のヘドロかきと家族の私物を整理して掃除しているときは先が見えてきているので張り切ってやったりした。調度東京から帰省していた弟も手伝ってくれました。泥にまみれた老後の楽しみに取っておいたという母の宝物?!の漫画本は焼却されて残念そうでした。あやうく両親の結婚式の写真も燃やされそうになったり間一髪で救われたそう。。。
だけど乾いて割れた泥から必死になって芽を出している植物を見て感動したりもしました。
豪雨の水で色んな事、物を流してくれて、火によって溜まった物を浄化しました。
なんだかマリオのゲームでちょっとやっかいな怪物にあたってしまい、ようやく戦い終えたかのように自分や家族の心の闇の部分と戦った気分です。
農業ガールならぬヘドロガールと化した私。
なんだかポヨヨ~ンってしたい感じです。
by dechiffrer_pedro
| 2011-08-24 23:43
| 日常