2012年 03月 26日
バリ島での出来事
直前に決めてバリ行きチケットをマレーシア着いてからチケットを手配。
若干弾丸ツアーですね。
あまりバリの知識もなく地球の歩き方を眺めて、なんとなく行きたいと思ったウブドをメインに回る事を決定。
以前インドで世界の色々な儀式?のDVDを見てからずーっと気になっていたケチャダンス、着いた初日に早速見に行きました。
バリの最南端にある寺院でのケチャダンスを見に来た観光客。みんな布を巻いたり紐を腰に巻いてます。
あの男性達の掛け声がなんとも言えずトランス状態になるかと思いきや、以前TVで見たときの衝撃の方が上だった。
なんでも初めてって感動しますね。
夜ごはんは芸人の河本似のジャワ人のご家族が経営されているというご飯屋さんで、バッソと空芯菜とナシゴレンにありつきました。安くておいしかった~
そんな感じで東南アジア初の私としては、いかにも観光から入ってとても楽しめました。
そして次の日早速ウブドへ。
こちらでもバッソ屋さん発見!
バッソとは牛肉の出汁に、はるさめと魚の肉団子が入っているもの。
一杯50円ほどで安くておいしいです。
こちらのお店はしょうゆベースでその後食べたバッソ屋さんの中でも一番はまった味でした。
ほらこんな風にバリのOLさん?もお昼休みに近くの小学校内でバッソを食べています。
学校が終わった小学生がお絵かき中
人を食べちゃう怪獣だそうです。
おみやげ物屋さん
ウブドの周辺
そんなこんなでフラフラ町を散策しながら、バイクを調達して行動範囲も広がったのでさらに散策。
気になったご飯屋さんへ入ってみることに。
地元民に人気のお店でメニューはナシチャンプル
食事中にバリ人に声かけられて、しかも日本語で、私たちはしばらくその人と話をすることに。
彼は日本人の奥さんがいて日本に住んでるという。今は里帰りでバリに帰っているとのこと。
バリの人から里帰りという日本語の単語が出て来る事にちょっと受けながらもさらに話をしていくと、ガムランボールを頼まれて今僧侶から受け取ってきたばかりというそのガムランボールを見せてもらうことに。
色々な話の流れで私たちの手相を見てくれることになり、そして彼は自分がバリアンだと話してきた。
ジュリアロバーツ主演の映画「食べて、祈って、恋をして」にも最後の舞台となるバリで登場するあれです。
地球の歩き方にもバリにはバリアンといういわゆるシャーマンが沢山いるそうで、会ってみたいなと思っていた矢先にこんな食堂でばったり出会えるとは。そして彼はおじいちゃんの代からバリアンだそうで、連れが前もってバリの知り合いに聞いて調べていたバリアンの名前を見せると、なんとおじいちゃんのお弟子さんだそうで。
つくづくこのような方々とは縁がありますね。
そして、私が欲しそうに見ていたからか?(笑)あなた達のガムランボールがあるか見てあげると言われて、その場でガムランを鳴らしてみることに。
通常一般的なお土産物屋で売っているガムランはあくまでお土産らしい。
バリの人達はこの自分に合ったガムランボールを手に入れるまでお金を貯めてちゃんと見立ててくれる人の元にいって手に入れるそう。
そしたら二人とものガムランが見つかり、バリアンは大層驚いてました。
そもそも「なんで観光客がこないような食堂にあなた達いるの~。私帰国すると頻繁にここの食堂使うけど昨日も来たけど昨日ならガムランボール持ってないね~。なんで~なんでいるの~!?」
と、驚かれました。
でもつまりそういうことですよね。
なんの迷いもなくそのガムランボールを購入させてもらい授かりました。
そしてこれからこのガムランボールをバリの先住民の村へ行ってお祈りしてくるから。
4時から行うからその時に合わせてガムランボールを振ってみるんだよ。と言われたので4時を待って振ってみると小さなガムランボールはとても大きな音を出して鳴り響きました。
祈りのパワーはすごいですね。
こちらもバリアンさんがすごく印象的な出会いでとても興奮しました。
帰る時に握手をしたけど私の手のひら熱くて驚かれた。
私の場合ものすごく縁のある人などに出会ったり、いい意味で自分のエネルギーが引き出されるような事があると体の反応として内側からかなり熱くなりヒートする傾向にあります。
そんな感じでわずか3日のバリ滞在はなかなか面白出来事からスタートしました。
ウブドのアバターの世界
by dechiffrer_pedro
| 2012-03-26 00:30
| インドネシア・マレーシア